前回ビル・エヴァンスが良い!って書きましたが、彼を嫌いというヒトはいないし、新星堂のキャッチコピーで観たんですが「日本人が最も好むピアニスト」なんだって。 なーんだ。僕もOneOfThemね。でも良いものは良い。


彼のことを書いた本も出てるので興味のある人は読んでみてほしいが、とにかく波乱万丈&短い人生(51歳)。ヘロイン中毒(この時代のジャズ。ミュージシャンはみんな大なり小なり)で、注射のし過ぎでピアノが弾けなくなったり、なぜかお兄さんも、離婚した奥さんも自殺。WIKIPEDIA


彼の音数の多いピアノが合わない夜があります。そんなときはオスカー・ピーターソンですね。


彼の暖かい音色はあなたをソフトに包んでくれるでしょう。


その軟弱なイメージからか、一昔前、日本のジャズ喫茶でオスカー・ピーターソンをリクエストすると白い目で見られたそうです。


日本人は「難解なものを理解できるやつが偉い」みたいな風潮あるからなあ。理由無しにいいものは良いです。


こちらは文句なし名盤、「プリーズリクエスト」です。 YouLookGoodTome ロックファンの私をノックアウトです。


Oscar


このCDのAmazon記事

ハードロック好きの私も実は四六時中ロックを聴いてるわけではなくて、このところ部屋ではジャズしか聴きません。ステレオの「いい音」を実感するにはとてもいいですし、落ち着くしね。


ジャズって聴きだすと本当に面白いですね。次から次にイロイロとチェックしたくなります。


数年前に村上春樹さんの小説の中で「ビル・エヴァンスのピアノ」が出てきて、それでどんなものかと1枚1枚「ビル・エヴァンス」のCDを聴いていくうちにどんどん引き込まれていきました。


まだまだ彼のCDをすべて聴いたわけではないですが、いまのところの一番のお気に入りは、「インタープレイ」です。40年前の録音なのに音もいいし、ライブでもないのにすごい臨場感。


interplay


多分彼のアルバムでもっとも有名なのは「ワルツ・フォー・デビー」でこちらはライブ版。こちらもいいですよ。


こうやって一人のアーチストを掘り下げていくと、一緒にプレイしているヒトのリーダーアルバムも気になりだします。


まあビル・エヴァンスはマイルス・デイヴィスに見出されたようなものなので、そこでマイルスへ、そしてコルトレーンへ、と進んでいきます。


その辺のはまり具合は次に書きます。

武道館10月23日のコンサートに行ってきました。

席はアリーナで、PAの右前あたり。ステージ中央がアリーナに延びてきていましたので、とてもよく見えました。


今日観に行く人や、大阪、名古屋の人にネタバレしてはいけないとおもいますから詳細は語りませんが、感想として:


1)それぞれのバンドがしっかり1時間半プレイします。これで13000円は安い!武道館の場合転換に30分かかりましたので7時スタート10時半終了。

2)残念だけどデビカバもジョーエリオットも声は出てません。バックコーラスと、観客!に助けられてた。

3)白蛇は新譜から5曲、サーペンスアルバスから3曲+有名どころ。カバーデイルはRockCityでのインタビューで、「昔の曲を羅列するコンサートは飽きた。ニューアルバムのリリースに伴ってのライブにしたい」と言ってましたのでその通りの構成。

4)一方デフ・レパードは新譜から3曲、後は往年のヒットソングオンパレード。それもあるし、盛り上げ方もうまいし見せ場も多かったのでコンサートの出来はデフ・レパードに軍配が上がりました。

5)自分的に一番印象が大きかったのは、フィル・コリンの肉体美。あのおっさんめちゃくちゃ鍛えてます。ギタープレイも冴えてたしめちゃかっこよかった。ヴィヴィアン・キャンベルのギターの音も良かったね。ギタリストの観点から言っても、白蛇のレヴ&ダグがいくら速弾きを見せたところでこの二人の存在感にはかないません。


いずれのバンドもファンが自分たちに何を求めているかっていうことが分かっているし、ただただ演奏しているだけで場が持つほどのパワーもないことも十分承知で、いろいろ見せ場を作って演出しており、いいショーに仕上がっていたとおもいます。


特にデフ・レパード。帰り道ヒステリアを聞きながら反芻してしまうくらい満足しました。大人のための上質ハードロックショーでした。

皆さん アマチュアのバンドのライブを見に行ったとき、お目当てのバンド(往々にしてお友達のバンド)以外の出演者の演奏を聞くのが苦痛なことってあると思います。(ヘタならなおさらですが上手くても)


先週末は友人の出演するライブをライブハウスに見に行ったんだけど、いわゆるブッキングライブで、お目当ての友人以外に3バンド。全部聞きましたけど(友人がトリだったもんで)、お目当て以外の時間はまじに苦痛でした。


演奏のクオリティはどのバンドもそんなに悪くない。何が悪いかというと「観客の目線」に立った演出をしていないってことにありますね。つまり自分たちの熱狂的ファンでない人たちに、いかに飽きないで見てもらうかっていう努力がないってこと。


昨日のホワイトスネイクやデフ・レパードでさえ、いろんな工夫で1時間半を飽きないで観てもらおうと努力しているのに、ただ淡々と演奏だけで45分はマジできついね。まあぎりぎり許せて30分か。


私自身ライブを時々するので分かっているんですが、これは演奏者側と観客側のミスマッチで、演奏者側はこの日のライブのためにリハに集客に大いに体力を使う。その意味から演奏は長くやりたい。実際演奏しているほうにしては45分は短くも感じます。一方観客側は、自分が応援しにきた演奏者についてはそれなりにテンションを保てるけど、そのほかの演奏は正直どうでもいい。


バンドを長く続けて、友達にいつも楽しく見てもらうには、いかに「観客の目線」にたって演出するかにもっともっと気をつける必要があると切実に感じました。


自分に置き換えて、たとえば直近のライブでどうしたかって言うと、(十分だったかは分かりませんが)スタンダードナンバーをちりばめて、オリジナルは2-3曲くらいにする。ゲストを途中で呼び込む。観客と呼吸を合わせたMCを展開する。くらいはやりました。あとたとえばビデオを使った演出っていうのも以前やりました。


正直難しい課題だと思うけど、そんなことをないがしろに、毎月毎月定期的にライブしてるアマチュアミュージシャンを多く見受けます。「観客の目線」!!意識しよう。お互いに。

先日のJudasPriestのライブの写真を一緒に見に行った友人より分けてもらいました。


名古屋市公会堂


公会堂はライブの会場というよりも図書館的なたたずまい。みんなクルマで見に来てる。入退場に大きな混雑も無い。のんびりしてていいですね。



 前から7列目ですからこのくらいに見えました。一緒に行った友人はさすが外人、怖いもの知らずで写真を撮りました。


グレン・ティプトンの投げたピックが足元に落ちたんだけど、隣のヒトに取られました。


来週のホワイトスネイク&デフ・レパードは武道館でアリーナですが、ここまで近いのは期待してません。


東京以外でのライブを見るってこんなにいいものなんですね。ホワスネ&デフレパも名古屋公演あります。


名古屋のヒトまたかんな感じで身近に見れるのですね。

昨日のF1本戦は大波乱でしたね。


まずびっくりしたのが、ポールポジションでスタートしたフェラーリのマッサがピットで給油ホースが外れる前にスタートして、ピット・クルーが一人病院送り、結果ポイントを取れなかったこと。
Massa 交換用の給油ホースを運ぶフェラーリ・クルー


同じことがクルサードにもおこりそうになりました。クルサードの給油クルーも引きずられて病院送りです。


フェラーリはキミ・ライコネンもあと4週を残すところで壁に激突。いいこと無しでしたね。


結果は練習走行で常にいいタイムを出していたルノーのアロンソが優勝。


中嶋もレース中アグレッシブなオーバーテイクを2回演じ、大きな歓声を浴びていた。8位入賞おめでとう!


Score  中嶋のチームメイトローゼンベルグが2位、ウイリアムズにとっていいレースであった。


レースの詳しい解説はこちらYahoo!F1


再来週は富士スピードウエイですね。ひょっとしたら佐藤琢磨がトロ・ロッソにジョインするかもっていうことで盛り上がりますね。

F1観戦にシンガポールに来ています。席は中嶋のピットのまん前です。


nakajima


それにしても昨日中嶋は検討しましたね。Q3まで進んでえらい!応援しがいがあります。



race

実際スピードが速すぎてあまりよく見えませんが、臨場感がちがうよね。


これから本戦です。


ポールポジションのマッサに、ハミルトンが開始早々けんかをふっかけそうで楽しみです。


空模様もなんか雨が降りそうで、レースも荒れそうかな。


いざ出陣です。

昨晩、名古屋市公会堂で行われたジューダスのライブに行ってきました。楽しかったです。


まず、

1)ホールが小ぶり(図書館みたい)で客と演奏者が近い

2)自分の席も前から8列目でサイコーでした

3)メンバーがリラックスかつエンジョイしていた


ってことで雰囲気もよく、


4)ロブの声も中盤からよく出ていた(前半はコーラスマシン使いまくり:無理も無いです)

5)一曲一曲演出されていてよい感じ

6)最新版ノストラダマスからプロフェシー、メッセンジャーオブデス

7)有名どころはすべてやった

8)なんとシナー、グリーンマナリシーなどという古い曲もやってくれてびっくり

9)アンコールの後、ピックやスティックをなげてサービス精神旺盛


という感じでとてもエンジョイできました。一緒に行ったドイツ人がよせって言うのに写真を撮ったので、もらったらアップします。

自由が丘に程近い八雲にあるインテリアの店



では、定期的にお店の中でジャズの生演奏を聞かせています。

9月20日はボサノバでした。お店の家具に座って飲み物を頂きながら演奏が楽しめる、なかなかの嗜好です。

何はさておいても生演奏は良いですね。

ウチからだと歩くと40分はかかりますね。バスで30分か。お店もなかなか洒落てます。

場所は八雲3丁目交差点(自由が丘ガーデンのあるとこ)からすこし自由が丘と反対側に坂を下りていったところです。


また行こうっと。