武道館10月23日のコンサートに行ってきました。

席はアリーナで、PAの右前あたり。ステージ中央がアリーナに延びてきていましたので、とてもよく見えました。


今日観に行く人や、大阪、名古屋の人にネタバレしてはいけないとおもいますから詳細は語りませんが、感想として:


1)それぞれのバンドがしっかり1時間半プレイします。これで13000円は安い!武道館の場合転換に30分かかりましたので7時スタート10時半終了。

2)残念だけどデビカバもジョーエリオットも声は出てません。バックコーラスと、観客!に助けられてた。

3)白蛇は新譜から5曲、サーペンスアルバスから3曲+有名どころ。カバーデイルはRockCityでのインタビューで、「昔の曲を羅列するコンサートは飽きた。ニューアルバムのリリースに伴ってのライブにしたい」と言ってましたのでその通りの構成。

4)一方デフ・レパードは新譜から3曲、後は往年のヒットソングオンパレード。それもあるし、盛り上げ方もうまいし見せ場も多かったのでコンサートの出来はデフ・レパードに軍配が上がりました。

5)自分的に一番印象が大きかったのは、フィル・コリンの肉体美。あのおっさんめちゃくちゃ鍛えてます。ギタープレイも冴えてたしめちゃかっこよかった。ヴィヴィアン・キャンベルのギターの音も良かったね。ギタリストの観点から言っても、白蛇のレヴ&ダグがいくら速弾きを見せたところでこの二人の存在感にはかないません。


いずれのバンドもファンが自分たちに何を求めているかっていうことが分かっているし、ただただ演奏しているだけで場が持つほどのパワーもないことも十分承知で、いろいろ見せ場を作って演出しており、いいショーに仕上がっていたとおもいます。


特にデフ・レパード。帰り道ヒステリアを聞きながら反芻してしまうくらい満足しました。大人のための上質ハードロックショーでした。